90年入学のOB、佐嶌(さじま)です。
ラクロスの指導を始めてずいぶん経ちますが、久々に母校に戻ってきました。男子部のゴーリーコーチだったのはもう20年くらい前…その後、他校でゴーリーコーチもヘッドコーチも経験しました。もう自分のやれることはやり尽くしたのかな…と思ってはいたのですが、ラクロス界への最後のご奉公、ということで、再び母校でのコーチを引き受けました。入学当時から大変お世話になっている前顧問の辻本先生に対する恩義でもあります。
実は二年前に戻ってはきていたのですが、コロナ禍でなかなか現場にも行けず…と、しているうちに仕事で転勤になり…などなど時間だけが過ぎていき…ようやく昨年の冬から現場に戻れるようになりました。また、今年から、旧知の中である山際さんがヘッドコーチをされると聞き、個人的にも嬉しい限りです。
神戸大は、ゴーリーに対して特定のコーチを置いてはいなかったようですが、近年、名ゴーリーを数多く輩出していると伺っております。その土壌を維持しつつ、選手に詩劇を与え続けていけたら、と考えています。選手は、驚くほど真面目で、吸収も早く、上手くなってやろう、という気持ちがすごく伝わってきます。反対に、プレイスタイルにも少なからずトレンドがあるようで、古いことしか知らない私には選手との会話でもコーチとして成長させてもらっています。
指導、というより、よき相談相手、くらいの位置づけでしょうが、第一に掲げているのは、「ゴーリーの働き方改革」。ゴーリーの気持ちは経験者にしか理解できないところもあり、部活動内におけるゴーリーの待遇改善と地位向上に努めています。
来年は創部35周年を祝福する大規模なOB・OG総会も開催される…はずです。昨年は創部史上最高位となる成績の女子部ですが、今年、来年は飛躍の足固めの年となるよう、全力で選手をサポートして参ります。そしてOG・OBの皆さまと、喜びを分かち合えたら、と思います。
よろしくお願いします。
