こんばんは！りろです。
ついに私も、引退ブログを書くときがやってきてしまいました。こんなにも早く、4年間の思い出が終わってしまうなんて、ちょっと切ないです。
同期のブログを読んで、感動、申し訳なさ、いろんな感情がブワっと出てきて電車で涙が出そうになったりもしましたが、これから私もラストブログに挑もうと思います！
毎度のことながら長くなってしまいましたが、お時間ある方は最後までお付き合いください?♀️
突然ですが、22チーム始動から、私たちは「全員ラクロス」を目標にやってきました。これはもちろん「誰一人置いていかず、みんなでやりたい」という理由もあるけど、個人的には「それが強いチームの形だと思っているから」というのもあります。
やっぱりスタメンだけでは戦えない。4回生がどれだけ上手くても勝てない。それは、めちゃくちゃ上手くて体力おばけの先輩たちが4Qフルで走っても、次から次へと元気な交代メンバーが出てくるKG同志社に到底及ばなかった、そんな現実を見たからです。
一部の強豪に勝つなら、1〜4回生が全員本気でベンチメンバーを争って、全員の総力で戦う必要があると感じていました。
そんなこんなで始まったラストイヤー。
チーム全員で戦って関西制覇達成して、カッコいい背中でこのようなメッセージを残したかったのですが、そう簡単ではありませんでした。
初戦では自分たちの甘さをこれでもかというほど痛感させられ、リーグ期全体を通しても8割は上手くいかない事ばかりでした。
そしてあっという間に迎えた園女戦。
4回生のATが全員シュートを決めて、ベンチメンバーが全員試合に出て、ドラマみたいな展開が繰り広げられました。この日のことは一生忘れることはないし、私たちらしい、想いの詰まった引退試合でした。
しかし、それでも「これでよかった」とはやっぱり言えないです。勝って終わるより負けて終わる方が後味悪いかもしれないけど、それでもいいからもっと先に進みたかった。それは、ひたすら勝ちにこだわって、そのために、自分にもみんなにも、たくさん負担をかけた一年だったからです。嫌われることも覚悟で厳しい指摘も最後までしたし、眠い目を擦りながらビデミもしました。だからこの先の道が途絶えたとき、泣き崩れるぐらい悔しかったです。
でも全国1位のチーム以外は、どこかで負けて終わるんだから、これがスポーツです。一緒に苦い思いを味わったみんなには、これからの神大女ラクにこの思いを受け継いでいってほしいなと思います！
それでも私が後悔なく部活を引退できたのは、勝ち負けとはまた別の軸で、このチームの一員でよかったと心の底から思えたからです。
私は強がりで、プライドも高くて、素直じゃない人間です。今となっては少しは人に弱みを見せられるようになりましたが、入部当初は全然そんな人ではありませんでした。上手くいかないことも人に相談できずに、全部自己解決してしまっていました。
でも、この4年間を通して、人の頼り方も学んだし、どんな惨めな自分を曝け出しても、意外と人は優しいんだってことも知りました。
嫌われ方や 慕われ方や 叱り方とか 綺麗なぶつかり方
覚えたい事が 山のようにある のびしろしかないわ♪
いい歌詞ですね?
不器用な私にぴったりの曲です^_^
こんな大切なことを学べて、人として成長できたので、私は神大女ラクの一員になれて、このチームの先輩、同期、後輩、コーチさん方に出会えて、本当によかったです。新歓のときに遠い存在に見えた先輩たちの姿は、今でも何となく覚えていますが、気付けば同期のみんなはあの時憧れた"女ラクの人"に見えます。自分もそう見えていたらいいな〜(笑)
「一文が長い」と就活のときにアドバイスをいただきましたが、あまり直ってないですね。
最後にひとつだけ、私の願いを伝えたいと思います。
他人のことを考えられる温かさ(おせっかいさ)、人を許せる大きな器は、私たち4回生が残せた、神大のイイところなんじゃないかってつくづく思います。引退後も関西の他チームと関わる機会があるのですが、神大にはこういう人がホントに多いです。そんなことプレーと関係ないって思う人もいるかもしれないけど、意外とラクロスは思いやりで成り立っている部分って大きいと思います！！
(他大の先輩の引退ブログに、"ラクロスは思いやりのスポーツ"って書いてありました、イイ言葉ですね)
そんな神大のイイところを、ぜひ来年以降も受け継いでいってくれたら、とても嬉しいです?
長くなってしまいましたが、これで私の引退ブログを終わりにしたいと思います。
ありきたりな言葉ですが、今まで関わってくださったみなさま、本当にありがとうございました。
りろ
